訪問リハビリでは、複数の利用者宅を効率よく巡回するためのスケジュール作成が欠かせません。しかし、訪問順や移動時間、利用者・家族の都合を組み合わせて予定を組む作業は複雑で、担当者にとって負担の大きい業務の一つです。
本記事では、訪問リハビリのスケジュール作成が難しい理由と、効率化のポイントについて解説します。
訪問リハビリのスケジュールは、療法士ごとの訪問エリアや移動時間、利用者ごとの希望時間帯、1日の訪問可能件数などを考慮して組む必要があります。1人の療法士が1日に複数件を訪問する場合、順番を少し変えるだけで移動時間が変わり、他の予定にも影響が及びます。
また、移動手段による所要時間の違いに加え、サービス担当者会議への出席や計画書作成などの時間も確保する必要があります。複数の条件を考慮するため、スケジュール作成は複雑になりがちです。
訪問時間は利用者や家族の生活リズムに合わせて設定するため、通院や家族の来訪などの都合で変更希望が出ることがあります。急なキャンセルや時間変更が入ると、他の訪問予定との兼ね合いを確認しながらスケジュールを再調整する必要があり、事務負担が積み重なります。
紙やExcelで手作業により調整していると、訪問順の確定に時間がかかり、他の業務を圧迫します。また、療法士ごとの担当・訪問予定を個人管理していると、担当者以外は現在の予定を把握しづらく、急な変更に組織として対応しにくくなるという問題もあります。
スケジュールの調整が属人化すると、担当者に業務が集中し、不在時に他のスタッフが対応しにくくなるといった課題にもつながります。
訪問リハビリに対応したリハビリ管理システムには、療法士ごとの担当や利用者の希望時間帯などを管理できる製品があります。製品によっては、訪問予定の自動作成やスケジュール作成を支援する機能を備えているものもあり、条件に応じた予定の調整を効率化できます。
キャンセルや時間変更があった場合も、予定を事業所内で共有できる製品なら、他のスタッフが最新の状況を把握しやすくなります。製品によっては、地図情報と連携して訪問先やルートを確認できる機能もあり、位置関係を把握しながらスケジュールを調整できます。
訪問リハビリのスケジュール作成は、条件が多く、変更も頻繁に発生するため、手作業では限界があります。訪問リハに対応したリハビリ管理システムを導入することで、担当者の負担を軽減しながら、事業所全体で予定を共有しやすい体制をつくれます。スケジュール調整の負担を感じている場合は、システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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