回復期リハビリテーション病棟に欠かせない、リハビリスケジュールの作成。
しかし、患者様や療法士の予定を考えながらスケジュールを作るのは難しく、作成に時間がかかったり単位を増やせなかったりするのが実情ですよね。
そんなリハビリスケジュールの作成を手助けしてくれるのが、リハビリ管理システムの「自動スケジュール機能」!
このページでは、自動スケジュール機能について、機能の詳細や導入事例をご紹介します。
回復期リハビリテーション病棟に対しては、厚生労働省が1日9単位までのリハビリ実施を認定しています。
患者様の状態によって1日の単位数や期間を調整しますが、回復を早めるためにも1日3時間(20分×9単位=180分)のリハビリ計画を立てたい療法士も多いでしょう。
病院の経営としても、提供単位が増えるほど診療報酬も増えるため、なるべく単位数を増やしたいところ。
しかし、単位数を増やすには、患者様の予定やリハビリ専門職の予定を綿密に計画する必要があり、スケジュールを作るのに多くの時間と手間がかかってしまいます。
そんな課題を解決に導くのが、リハビリ管理システムの機能のひとつ、「自動スケジュール作成機能」です。
画像引用元:リハスタ公式HP(https://www.rehasta.jp/)
「自動スケジュール機能付き」と謳うリハビリ管理システムは数多くありますが、公式HPを見ただけでは実際の使い勝手についてわからないことがほとんど。
しかも公式HPに記載されていても、実際にはまだ開発中ということもあるそう。
そこで、公式HPで自動スケジュール機能の詳細が明記されていた「リハスタ」の株式会社ソフトサービスライフケア様に、機能や導入メリット、導入事例についてお話を伺いました。
まずは、実際にどんな病院で導入されているのか、導入の決め手と共にお伺いしました。
※2021年12月調査時点
2015年11月に電子カルテが稼働しましたが、予算の都合で当初より導入希望していたリハビリ部門システムは導入してもらえず、電子カルテメーカーの提供するリハビリ管理オプションを利用しておりました。
稼働開始後、リハビリ管理オプションを機能不足と感じながらも我慢しながら使っておりましたが、回復期病棟の増床による療法士大幅増員もあり、もはやリハビリ管理オプションでは運用がままならなくなると上層部に相談し、リハビリ部門システムの検討を進める許可を頂きました。
リハビリ部門システムは何社か知ってはいましたが、タイミング良く提案してくれ、またリハビリの予定作成に苦労していたところにリハビリ予定の自動作成機能を提案してくれたリハスタを導入する事に決めました。
※2021年12月調査時点
埼玉協同病院は電子カルテが導入されていたものの、リハ科は以前より自前のシステム(Accessにて構築)にて業務を管理しており、Accessが電子カルテ/医事会計システムと連携不可で必要な情報が取得できないため、二重管理/重複入力が発生し非効率な状況でした。
そのため以前よりリハビリ部門システム導入の要望はありましたが、同じグループの三病院(秩父生協/熊谷生協/埼玉西協同)からもリハビリ部門システム導入の要望が上がってきた事を受け、グループで共通のリハビリ部門システムを導入する事になりました。
埼玉協同病院の選定のポイントとしては、とにかくリハビリスケジュールが楽になるものがいい、というところでしたが何社かデモをしてもらった中でリハビリ予定自動作成機能を提案してきたのが株式会社ソフトサービスライフケアのみであり、試しに埼玉協同病院の回復期リハ病棟の条件を適用してシステムを動作させても大体イメージ通りの挙動であったので、納得してリハスタを選びました。
リハスタの自動スケジュール機能はできることは、大きく3つあります。
これらの機能によって、療法士がリハビリスケジュールを組む際の時間を短縮し、療法士の負担を減らします。
使い方はいたって簡単です。勤務表の作成や取り込みもできるので、患者様のリハビリ提供条件と期間を指定して、ボタンをクリックするだけ。
リハビリ以外の入浴などの予定と微調整は都度入力しますが、自力でスケジュールを組むよりはるかに楽になります。
最近リハスタを導入した病院では、自動スケジュール機能を入れることが多くなっています。この機能が欲しくて、リハスタを導入した病院もあるくらいですから。
他のリハビリ管理システムを使っている病院様にお話をすると「自動スケジュール機能だけでも契約したい」と言われることもありますよ。
「導入後に提供単位数が伸びた」という声を頂くことが多いです。
はい。患者様の回復にとってはもちろん、病院の経営面から言っても提供単位数を増やすのは重要です。
しかし、予定を組むのが複雑・大変で思うように組めないなどの理由で、提供単位が伸び悩むことがあります。
そういったリハビリスケジュールに対する課題を持つ病棟には、自動スケジュール機能が有効な解決策になります。
はい。時間の短縮についても、導入したお客様から反響を頂いております。
今までは管理職が半日かけて全員のリハビリスケジュールを作っていたところ、リハスタの自動スケジュール機能なら1~2分で作成できるので、時間短縮につながっています。
導入をおすすめするのは、このような課題を持っている病院です。
このような課題を持っている病院に対しては、自動スケジュール機能が課題解決に役立ちます。だいたい回復期リハ病棟を保有している病院ですね。
こちらから何人以上というのは定めていませんが、特に1日の出勤療法士数が30人以上、もしくは療法士在籍者数が35人以上の病院だと導入効果を実感しやすいと思います。
回復期以外の病棟、例えば急性期病棟だと患者さんの体調が急変したり、急に診察が入ったりしてスケジュールを組んでもその通りいかないことが多く、そこまでニーズがないんです。回復期はしっかりスケジュールを組む必要があるので、自動スケジュール機能が活用できます。
現在は病院様の個別の要望を直接プログラムできるようになるので、回復期以外でも利用される可能性はありますよ。実際、現在導入作業中の回復期リハ病棟を持たない急性期病院様があるので、今後、活躍の場を広げていきたいと考えているところです。
リハスタには、他にも動画共有機能や診療判断の精度向上、申し送り機能、転院調整の情報共有機能など、療法士にとって業務の助けになるようなシステムを搭載しています。無料のオンラインデモンストレーションや訪問デモンストレーションも行っていますので、ぜひお問い合わせいただければと思います。
リハスタの公式HPで
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システム名 | リハスタ |
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会社名 | 株式会社ソフトサービスライフケア |
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対応エリア | 全国 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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URL | https://www.rehasta.jp/ |