ここでは、リハビリ管理システムと他のシステムを連携するメリットや必要性などについてまとめました。
電子カルテは紙のカルテに代わり、検査や処方などのオーダーや画像を含めた診療記録を、電子データとして保管しておくシステムです。
検査結果などのほか医師を含めたすべての医療スタッフによる記録を確認できるため、情報共有がスムーズに行えます。電子カルテとリハビリ管理システムを連携させることで、医師や医療スタッフとの連携がより密になったり帳票作成をスムーズに行えたりと、業務の効率化やサービス向上につなげることができます。
医事会計システムは、医師の診察や医師の指示により各部門で実施した検査や指導などを診療報酬の請求につなげるシステムのことです。
リハビリ管理システムと連携させることで、患者様の情報が共有され請求漏れなどを防止することができます。また、医事会計スタッフもリハビリの実施状況を確認したうえで会計ができるため、請求ミス対策にもなるでしょう。さらに診療報酬の算定に関わる帳票類とも連携されるため、漏れなく算定につなげることができます。
医師から医療スタッフへ、検査や処方などの指示を出す際に使用するシステムがオーダリングシステムです。
リハビリ管理システムとオーダリングシステムを連携させることで、療養士は患者様の検査や処置などの予定を確認し、状況に応じたリハビリの予約を取得することができます。また、オーダリングシステムを連携することは、スタッフ間の伝達ミスや転記ミス、オーダーの実施漏れなどを防ぐための手段としても有効です。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、多くのスタッフを抱えるリハビリ部門の業務を支援してくれるのがリハビリ管理システムです。
リハビリ管理システムは、電子カルテやオーダリングシステムなど院内の他のシステムと連携することで、情報共有がスムーズになり、ミスの削減につながるなど大きなメリットが生まれます。
※Googleで「リハビリ管理システム」と検索をして上位表示された電子カルテ・介護用システムを除く21社を調査し、無料デモンストレーション・導入事例・外部システムとの連携・サポート部門が公式HPに記載されている3社を紹介しています。(2021年12月1日時点)