リハビリ管理システムと医事会計システムを連携することは、実施したリハビリの請求を確実なものにしてくれるというメリットがあります。このページでは、リハビリ管理システムを医事会計システムそれぞれの役割や連携するメリットを解説していきます。
医事会計システムとは、医師の診察や医師によってオーダーされ各部門で実施した内容を保険点数に換算し、レセプト(診療報酬明細書)を作成することで請求につなげるシステムのこと。つまり、診療報酬の請求漏れやミスを発生させないために活用するシステムであるといえます。提供した診療を適切に会計につなげるため、通常は電子カルテと連携する場合がほとんどです。
参考サイト:株式会社湯山製作所(https://www.yuyama.co.jp/column/medicalrecord/electronicmedicalrecord-medicalaccountingsystem/)
リハビリ管理システムと医事会計システムを連携することは、診療報酬の請求ミスや漏れを防止したりICT化による業務の効率化を図ったりすることができます。実施したリハビリを確実に算定につなげるためには、医事会計システムと連携しましょう。
システムの型によって違う
リハビリ管理システムの診療報酬改定への対応
リハビリ管理システムと医事会計システムを連携させることで患者情報が共有され、請求ミスや請求漏れを防ぐことができます。この二つのシステムが連携されていない場合、医事会計システムに登録された患者情報を再度リハビリ管理システムに登録しなければいけないという手間がかかるうえ、入力ミスがあると患者情報が共有されず請求が適切に行われないという事態も考えられるでしょう。
また、医事・会計スタッフが患者様へ請求するにあたり、リハビリがきちんと行われたかどうかを確認できる手段にもなります。
参考サイト:IJIGEN MEDIA(https://ijigen.jp/media/2019/06/17/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%93%E3%83%AA%E9%83%A8%E9%96%80%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0/)
リハビリ管理システムを医事会計システムなど他の部門システムと連携することは、院内のICT化につながり、効率よく業務をこなすことができるようになるでしょう。
医療スタッフが効率化したい業務のひとつに、帳票類の作成があります。リハビリ部門に限らずどの部門でも、適切に帳票類を作成することは診療報酬の算定条件のひとつです。リハビリ管理システムを導入することは、帳票類を正確にかつ迅速に作成し診療報酬の算定につなげます。
提供した医療を確実に診療報酬の算定につなげるためには、医事会計システムとの連携が重要です。また、帳票類の作成など業務の効率化を実現するためにも、リハビリ管理システムは医事会計システムと連携できるシステムを選ぶことをおすすめします。
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