リハビリ管理システムは、いつ導入や乗り換えを検討すべきでしょうか?そのタイミングには、いくつかおすすめのパターンがあります。ここでは、リハビリ管理システムの導入・乗り換えのタイミングやシステムの選び方についてまとめました。
リハビリ管理システム導入は、電子カルテの導入のタイミングに合わせることがあります。電子カルテとリハビリシステムは連携できるものが少なくありません。医師による「要リハビリ」判断からカルテに記入、その指示をフックにリハビリ計画を立てるという流れにおいて、電子カルテと連携できるリハビリシステムが導入されていれば、業務効率化につながります。リハビリ管理システムの導入やこれまで使用していたシステムからの乗り換えを検討しているなら、電子カルテの導入と合わせるのは良いタイミングと言えるでしょう。
また、電子カルテの導入にあわせてリハビリ管理システムの導入が検討されるケースがあるということは、電子カルテの切り替えのタイミングもまたリハビリ管理システムの見直しのきっかけとして良いタイミングです。そのため、電子カルテの契約更新時にリハビリ管理システムを検討するケースもあります。
せっかく導入したリハビリ管理システムも、現場で上手く使いこなせなければ、業務停滞を招くことがあります。効率化を狙って導入したシステムでも、活用できなければ非効率なだけではなく、ストレスにもつながりかねません。このように現行のシステムに不満がある時は、システムの切り替えを考える必要があります。また、ソフトの使用料金が負担に感じるケースも考えられるでしょう。システムの中には、端末台数など使用数によるライセンス制が採られていることがあります。療法士が増加して端末台数を増やしたために追加費用がかかってしまうようになったなど、コスト負担への不満がある場合も、制限なく使用できるソフトへの切り替えを検討するタイミングです。
契約している会社のサポートに不満がある場合も切り替えを検討した方が良いでしょう。たとえば、「診療報酬改定に対応したアップデートが行われない」「問い合わせがしにくい」「問い合わせても回答をすぐに得られない」「欲しい機能を伝えても実装してもらえない」などの不満がある場合は、業務内容とシステムが合わなくなっている証拠です。良い切り替えのタイミングと言えます。
システムの型によって違う
リハビリ管理システムの診療報酬改定への対応
単に性能が良いというだけではなく、今ある課題を解決できる機能が備わっているかどうかが重要です。抱えている課題を把握して、解決できるシステムを選びましょう。
導入したときに現場で活用できるかどうかは、実際に使って見なければ分かりません。導入してから使いにくかったとなれば、業務の効率が悪くなり、コストも無駄になってしまいます。無料体験期間が用意されているシステムがおすすめです。
システム導入時のサポートや運用中のサポートに対応しているかどうかは要チェック。サポートが不十分だと、運用が滞ってしまいかねません。しっかりしたサポート体制が整っているかを確認してください。
コストはもちろん気になるポイントでしょう。初期費用だけではなく、運用に必要なコストも忘れてはいけません。適正なコストかを試算しましょう。
忙しい現場でストレスなく使えることも、システムに求められる大切な要素です。できるだけシンプルな作りで、スムーズに導入できるかどうか、操作性もチェックしてください。デモや無料期間で比較してみると良いでしょう。
リハビリ管理システムは、導入するときだけではなく、切り替えを検討することもあります。そのタイミングは、電子カルテの導入や更新時、現行のシステムに不満があるときなどです。電子カルテと連携できて、必要な機能が搭載されているシステムを選びましょう。
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