理学療法士は通常勤務とは別に、勉強会や研修会への参加を求められることがあります。業務としてではなく、プライベート時間の勉強会参加を負担に感じることもあるでしょう。そんなときおすすめしたいのが、eラーニングを使った学習です。ここでは、理学療法士のeラーニングについて詳しく紹介します。
理学療法士は、新たな知識や技術を学ぶために勉強会に参加することがあります。勉強会は自分のスキルアップを目的とすることが多く、業務として認められないことも少なくありません。定期的に講習を受けることを病院から義務付けられていることもあるでしょう。
業務後に残業として勉強会に参加するだけでなく、レポート作成や勉強会で学んだことの講習を求められることもあり、理学療法士の忙しさに拍車をかけています。
eラーニングは、時間や場所を制限されず自分の空き時間で進めることが出来る勉強法です。コロナ禍で中止や延期となった勉強会の代わりとしても普及してきました。
eラーニングはだんだん増えているので、積極的に活用したいところです。
日本理学療法士協会では、登録理学療法士更新・認定や専門理学療法士更新を対象としたコンテンツ、前期研修・後期研修や介護予防推進リーダー・地域ケア会議推進リーダー、境界指定管理者(上級)研修など様々なeラーニングを提供しています。
全国どこからでもオンラインで受講可能であり、継続的に学習することが可能です。
理学療法基礎だけでなく、脳神経や臨床医学、内部障害、物理療法など幅広い分野のコンテンツを用意しており、新人から熟練者まで幅広い理学療法士を対象としています。
多彩なコンテンツから自由に選択でき、繰り返し学習可能です。1コンテンツが30分程度となっており、隙間時間を上手に活用できます。
理学療法士向け動画を毎月4テーマずつ配信しているリハノメ。各分野のスペシャリストが登壇し、臨床経験や研究成果に基づいた情報を届けています。
定額制で見放題となっており、配信スケジュールは公式サイトに掲載しているので興味がある講座をあらかじめチェックすることができます。
動画配信サービスを行っているリハデミーでは、追っかけ受講も可能なLIVE配信、カリキュラム動画や基礎スライド動画の提供などを行っています。LIVE配信は期間が終了してもアーカイブ動画で見ることができるので、復習用として活用可能です。
学習コンテンツの進捗が分かるような各種トロフィーも用意されており、トロフィーの獲得を目標とした学習も可能です。
理学療法士は忙しい職業です。普段の業務に加えて勉強会への参加も加われば、大きな負担になってしまいます。
しかし、勉強会の形態を見直すだけで業務改善を図ることは可能です。その1つであるeラーニングは、時間や場所をえらばず自分のペースで勉強できる強みがあります。
リハビリ病棟の業務改善方法は他にもたくさんあります。業務効率化のため、リハビリ管理システムを活用することも検討してみましょう。
※Googleで「リハビリ管理システム」と検索をして上位表示された電子カルテ・介護用システムを除く21社を調査し、無料デモンストレーション・導入事例・外部システムとの連携・サポート部門が公式HPに記載されている3社を紹介しています。(2021年12月1日時点)